アースショット賞、ナイキのハンナ・ジョーンズ氏を最高経営責任者に任命

アースショット賞

ジョーンズ氏はナイキに入社後、同社のイノベーション・ラボの副社長としても活躍しました。イノベーション・ラボは、ナイキ・スポーツ・リサーチ・ラボと、スタートアップ企業のインキュベーターであるナイキ・ヴァリアント・ラボで構成されています。ナイキに22年間在籍し、同社の最高サステナビリティ責任者も務めていたジョーンズ氏は、ナイキが持続可能なイノベーションにおいて世界的なリーダーへと成長するのに貢献しました。 

 

王立財団の最高経営責任者(CEO)であるジェイソン・クナウフ氏は、次のように述べています。「アースショット賞は王立財団の歴史を振り返っても、未来に対して最も大きな責任を担うプログラムだと言えるでしょう。ケンブリッジ公ウィリアム王子と、世界的に著名で多様なメンバーにより構成されるアースショット賞評議会は、今年の後半に第一回目受賞者を発表する予定です。私たちは同賞のミッションを実現するため、優れたビジョンを持つ最高経営責任者(CEO)として、ジョーンズ氏を迎えることを決定しました。同賞のミッションとは、この重要な10年間で地球を修復できるリーダー、イノベーター、活動家を特定し表彰することです。ジョーンズ氏のように優秀で情熱を持った逸材が、この課題に挑戦していただけることを大変喜ばしく思います」。 

 

ジョーンズ氏は次のように述べています。「アースショット賞の最高経営責任者(CEO)に任命していただいたことを大変嬉しく思います。過去25年間のキャリアを通じて、私は民間企業、スタートアップ企業、非営利団体といった組織で、持続可能性とイノベーションを促進し、助言することに取り組んでまいりました。 アースショット賞は、次の重要な10年間に世界最大の環境課題に対処する画期的な解決策を見つけ出し、それを大規模に展開するというグローバルで野心的な目標を掲げています。私の経験と情熱を活かして、アースショット賞が解決策を見つけるだけでなく、世界中の人々に対して地球を修復するための協働を呼びかけていくことを楽しみにしています」。 
 

 

ジョーンズ氏は、ナイキ初の最高サステナビリティ責任者として、16年間にわたり労働者の権利の改善とサステナビリティへの変革に取り組みました。ジョーンズ氏の活動はビジネスモデルのイノベーションと、業界に変化をもたらす原動力として、世界的にも高い評価を受けています。 

 

ジョーンズ氏はベンチャー事業であるナイキ・ヴァリアント・ラボを設立し、所長として新しいビジネスアイデアを生み出し、検証し、立ち上げ、最終的に規模を拡大する取り組みを行ってきました。また、ジョーンズ氏は明確な目標を掲げてチームと協力し、斬新なデジタル・ビジネスおよびサービスのポートフォリオを成長させることに真摯に取り組みました。 
 

 

「ジョーンズ氏と一緒に仕事ができたことを光栄に思います。そして、ナイキが長期的に世界を変える基盤を構築した彼女の素晴らしい仕事に刺激を受けました。 
ジョーンズ氏はナイキを退社されますが、今後はアースショット賞でご活躍されるのを楽しみにしています」と、ナイキ・イノベーションのトム・クラーク社長は述べています。 

 

ジョーンズ氏は、王立財団がこれまで実施した中でも最大規模でグローバルな人材検索を経て任命されました。採用プロセスでは、一般公募審査のほか、王立財団の評議員会が監督する競争的な面接試験も行われました。 
 

 

ジョーンズ氏はこれまで様々な国に在住してきました。BBCでキャリアをスタートさせた後は、イギリスの慈善団体で社会起業家として活躍し、数百ものラジオ局で汎ヨーロッパ主義のAIDS/HIV予防や反人種差別キャンペーンを立ち上げ、主導しました。その後、マイクロソフトのEMEAにおける慈善事業プログラムの創設チームと協働し、ナイキ入社後は、EMEA地域で最初の企業責任チームを立ち上げました。 
 

 

ジョーンズ氏は、2008年と2013年にファストカンパニーの「世界で最もクリエイティブなリーダー100人」にノミネートされ、2013年にはグローバルビジネスにおいてサステナビリティのリーダーシップを発揮しているとしてCKプラハラード賞を受賞しました。2007年には世界経済フォーラムによりヤング・グローバル・リーダーに選出されています。 

 

ジョーンズ氏はまた、気候政策に影響を与えるために活動している先進的な企業の連合体であるWMB(We Mean Business)の共同設立者兼共同議長も務めています。マーシーコー(Mercy Corps)、UNHCRビジネス諮問委員会、パーパス・クライメイト・ラボ(Purpose Climate Lab)の取締役や顧問も務めました。現在は、オートリー社の取締役として活躍しています。 

 

ジョーンズ氏は、2021年夏からアースショット賞での職務を開始します。2020年10月にケンブリッジ公ウィリアム王子が創設したアースショット賞は現在、王立財団が計画立案を行っていますが、2022年に独立組織となる予定です。 

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